【危険】血糖値があがることについて

👠血糖値とは
血糖値ってのは、血液中の「ブドウ糖（グルコース）」濃度のことです。
正常な人で空腹時は110未満。食後2時間で140未満が目安です。
食事で糖質を摂取すると、血糖値があがり（食後１０～３０分・・人により）ます。
ある程度の「胃の重さ」と「血糖値上昇」で満腹感を得ることになります。
正常な範囲であれば、エネルギーが枯渇している血液、肝臓にブドウ糖、グルコーゲンといった形でとりこまれ、一部は遊離脂肪酸になり、そのまた一部が脂肪（あぶらみちゃん）になります。
得た熱量（食事）　＜＝　失った熱量（基礎代謝＋運動など）の関係であれば、逆の進行で脂肪が蓄積されていくことはありません。
💔血糖値が高い状態＝危機的状況
ところで、なぜ「血糖値」は悪者なんでしょう
じつは、血糖値が高い状態、特に200ml/dlを超えると、血管そのものを傷つけ始めます。
これは毛細血管からダメージを受け、足さきやら、目の欠陥やら、腎臓やらをメッタぎりしてしまうのです。
＝糖尿病とは、つまり、高血糖を下げられない身体になってしまっている状態となります。
健康な体であれば、血糖値が上昇した場合には、インシュリンがでてきて、正常な（？）蓄積回路にまわっていきます。
🎀インシュリンの働き
インシュリンには、いくつかの働きがあります。
血糖値があがると、「どれ、おれの出番だなぁ」といって、すい臓からインシュリンちゃんがでてきます。
インシュリンちゃんのお仕事内容を見てみましょう。
１．血糖の分解（解糖といいます）
２．遊離脂肪酸の合成
３．遊離脂肪酸の中性脂肪化
大きな働きはこの３つ。
でも、もうひとつ大きな働きがあります。
痩せる回路の停止
つまり、蓄積に回ると、消費の回路をストップする。
当然と言えば当然。が良くできています。
類（脂肪）は友（脂肪）を呼ぶ

インシュリンでもっと怖いのは、「類とも」です。肥満＝脂肪細胞たっぷり環境である場合、インシュリン抵抗性物質が増加するため、必要以上にインシュリン分泌されちゃうので、通常状態よりも、さらに「痩せない回路」が働いてしまうことです。
追加：
血糖の高い状態が続く＝老化が早く進みます。いつまでも若々しくいたいなら、やはり抑えるしかない。
高血圧：
さらに、高血糖が続くと血中の糖分を薄めるために、水分が血中にとりこまれます。その結果、高血圧にもなってしまうということです。
😃食後高血糖を抑えるには
ジュース類などを空腹時にガブ飲みすると、糖分が体に吸収されやすいために、一気に血糖値があがります。
そうすると、インシュリンちゃんも「敵が一時にたくさん攻めてきた」状態になり、一気に放出されます。
「早食い」も同じかな。大盛り白米とか、生成小麦のパンで甘いものとかをビシバシと口の中に放り込むと、胃では消化されずに、小腸にとどき、一気に血糖をあげることになります。
これも、「敵が一時にたくさん攻めてきた」状態です。
ちなみに、高血糖　＞　敵だぁ！　おー！　を繰り返すと、戦争が続くようなもので、すい臓部隊から、インシュリン小隊がでてこれなくなります。そうすると、「糖尿」ということになります。
なので食後の一気な高血糖を抑えることは、とても重要になります。
この方法としては
「キャベツ食前」や
「食べ順ダイエット」や
「タニタ式」や
「低GI」
などが、有名になっています。
具体的な「抗、高血糖」食材と食事方法
これについては、あれやこれやのサイトに記載されているので、ここでは「復習」程度の「要約」＋αを。
１．あまあまドリンクをさける。
　避けるのは通常のドリンクですな。特に原材料表示で「果糖ブドウ糖溶液」なるものが１番目に来ているものはアウト😠です。（別途どこかで「果糖ブドウ糖溶液」の正体を記載しましょう。）
２．早食いチャレンジしない。
　皆さんは「○○○女王」とかではないので、３０分一本勝負的な食べ方をやめて、お嬢様、お姫様、男性ならゆとりある紳士のように食事時間を楽しんでください。
３．食物繊維から（食べ順ダイエット）
　野菜から・・・なんだけど、生野菜はそれなりに体には良いのだが、食べる量としては難しくなります。
　食物繊維豊富だからと言って、甘々ドリンクになると逆効果。
　簡単に手に入り、季節に左右されないと言えば「納豆」。
　調理にひと手間かかるが「おから」
　冬でも冷凍物が出え回っている「枝豆」
　最近では季節問わずの「きのこ」
　乾物も出回っている「海藻」
　などが、自宅で食べるには手軽かと思います。
　そのほかに「季節野菜のお浸し」「大根おろし」「ドロネバ系野菜」などもお勧めです。
　ワンポイント：「しいたけの素焼き、大根おろし、ポン酢しょうゆがけ」とか出てくるとよいですね💓
　前妻・・￥・・・イヤ、前菜としてオシャレ。
４．食べ合わせ
　摩訶不思議な話があり、炭水化物と一緒に摂取すると、食後高血糖を抑える働きがある食品が存在します。
　１）ラード
　２）生卵（
　３）各種ハーブ
　　　トウガラシやらのカプサイシン系、カレー粉に使われるターメリック、シナモン、クミン、オレガノなど。
　　じゃ、カレーでいいじゃないかと思う筋の方もいるかとは思いますが、残念ながら市販のカレー粉には高麦粉なるものや、糖類なども含まれていますので、純粋にカレー粉を求めて、スープカレーを自作するしかありません。

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５．サラシア茶
　どうしても避けられない「食事会」「スイーツの会」があるなら、このお茶で血糖値上昇を抑えるしかありません。まぁ、他にも血糖値上昇を抑える働きのサプリなどもありますが・・・

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