痩せるとは
痩せる=身体の脂肪を減らすこと。
もちろんだれでもがわかっている「痩せる真実」だと思います。
さて、この先が問題。
身体を動かすエネルギーはどこから来ているのか?
どうやって、何から使われていくのか?
脂肪を「溶かす」とは、どういった現象か?
脂肪が「たまる」のは、なぜなのか?
これらが、きちんとわかって、それにそった「科学的なアプローチ」みたいなもんが必要になります。
体を動かすエネルギー
科学的に追及すると、難しいことになります(笑)
めちゃ科学的に、推察したい場合は、下記のページが一番科学的かな
絶食時の代謝
簡単に書きますね
1.アルコールエネルギー
 お酒を飲むと、二日酔いがなくなるまで(そんなに飲むな!)か、体からアルコールがなくなるまでアルコールを先に消費するので、その他の「おつまみ」や「〆のラーメン」は、「すべて脂肪貯蔵」に回されます。
2-1 CP(クレアチンリン酸)
 まぁ、これは無視してもよいかな。
 原紙生活時代、人間が草原で肉食の猛獣に出会います。そうすると、ダッシュで逃げなければいけません
 そのために「無酸素」で動けるエネルギー源がクレアチンリン酸です。
 でも、ダッシュ7.7秒で消費しつくされるので、まぁ、わずかなものです。
2-2 グリコーゲン
 江崎グリコ セレクション・ザ・グリコ<ボックス>【1six】 - カウモール
江崎グリコ セレクション・ザ・グリコ<ボックス>【1six】 – カウモール
 グリコの名前はここから??かも。
 なんて話はおいといて・・・
 筋肉内のグリコーゲンが、即効で「ブドウ糖」に変身♋して、筋肉ちゃんを動かします。
 こいつも、「無酸素」で変身可能です。
 けど、無酸素系ちゃんは命が短いので、これも「33秒」程度で使い果たします。
 まぁ、この後は「酸素」が必要になりますが・・・
 筋肉内のグリコーゲンがなくなると、肝臓に蓄えられたグリコーゲンが使われます。
 運動しなくても、エネルギー量としては300~400kcalしかないので、夕食を普通に食べた翌朝には空になっています。
 もちろん、強度の強い運動や、有酸素運動などを行えば、それに応じて消費スピードは速くなります。
 逆に、糖質分を食事から補えば、血中にも肝臓中にも増えることになります。
3.遊離脂肪酸
 おまちかね。
 やっと「あぶらみ」の話が出てきました。
 この遊離脂肪酸は、体のなかの「脂身」が溶けたり、食べ物から吸収されたりして血中を流れています。
 この「遊離脂肪酸」は肝臓で分解され、ブドウ糖の代わりになったり、筋肉内でミトコンドリアちゃんが変身させて、運動のエネルギーになったりします。
今日のまとめ
☀飲みすぎて、つまみたくさん食べると痩せていかない
☀痩せるということは、脂肪 > 遊離脂肪酸 > エネルギー にしていくしかない。
☀ブドウ糖 > グリコーゲン > 遊離脂肪酸 の形で消費されるが、それは運動の形、消費の形でバランスが変わる。
☀糖質摂取が多いと、日常生活では、ブドウ糖 > グリコーゲンとわずかな遊離脂肪酸しか使われず、逆に食事で吸収されたエネルギーが使われ切らずに蓄積に回る。(得た熱量 - 使った熱量 ・・・ 蓄積?)
今後は、どうやってなにをしたら、都合よく分解していくか見ていきましょう。