知人の漁師さんから、魚をたくさんわけてもらいました。
タチウオ、アジ、ゴマサバ。
全部東京湾のもの「江戸前」です。
サイト制作のお手伝いというか、サイト更新方法を教えたお礼ということで、地元船橋では、物々交換です(^^)v
こうして、あらためて見てみると、魚は重要なタンパク源だし、糖質制限にはうってつけですよね。
今回は、家人のための料理も含まれているので、すべてが糖質制限ではありませんが、この大量の魚をどう調理したかをお知らせいたします。
ごまさば(まるさば)
1.ゴマサバのゴマサバ(福岡の郷土料理)
サバを3枚におろして、腹骨をすきとり、皮をはぎます。(血合い骨抜くのが面倒なのと、今回はたっぷりあるので、実は5枚にしちゃってます)1cm厚に切ったものを、醤油・みりん・すりごまに漬け込んでおく。
これはそのままでもいいし、ご飯に乗せても美味しい。
※ 本当に鮮度よいもので、更に、すぐに氷で冷やして内臓がしっかりしているくらいのサバ
※ しかも、さばきながら、アニサキスがいないかどうか細心の注意が必要
2.ゴマサバのタタキ
カツオのタタキと同じです。
3枚オロシして、皮目を炙ったら氷酢水にさらしてから水気をふいて、ニンニクなどとあわせて食べます。
3.サバみそ
筒切りにしたサバに塩を振っておき、それを熱湯に入れて一度洗い流します。
血合い部分の残りなどもきれいに洗っておくと、煮込んだ時に臭みがほとんど出ません。
みそ、みりん、酒、水を溶いて、その中にサバを丁寧に並べて、圧力なべで30分。
中骨まではやわらかくなりませんが、小骨はそのままいけます。
4.しめ鯖 及び しめ鯖の炙り 及び しめサバの炙り棒寿司
3枚におろして、血合い骨を抜いてから、塩で2時間〆ます。
その後、酢に2時間以上。クッキングペーパーなどを使用して、きっちりと〆ます。
5.サバの竜田揚げ ガーリック風味
一口大に切ったサバを、ニンニク・醤油・酒・みりんに漬け込んでおきます(30分以上)
これに片栗粉をまぶして、カラっと揚げています。
ア ジ
1.アジの刺身
3枚おろしの前に、ぜいごをキッチン包丁で尾の方からこそいじゃっておきます。
3枚おろししてから、血合い骨を骨抜きで、丁寧にとります。
その後、腹骨を薄くそぎ取りし、肩口あたりから皮をはぎとります。
これを、斜め薄切りにして、あらかじめ冷やしておいた皿に盛り付けます。
2.アジのなめろう
なめろうは房州料理かな?
3枚におろして、腹骨をすきとり、皮をはぎます。
血合い骨ごと、包丁で細かく刻むようにして、ミソ・長ネギ細切れとあえていきます。
全部が混ざってねっとりしたらできあがりです。
写真は、「サバのタタキ」「アジのなめろう」「タチウオの刺身」です。
3.アジ唐揚げ
3枚におろして、塩をふったら、薄く小麦粉を付けて カラっとなるまで揚げます。
4.アジの開き
アジを腹側から、頭部まで全部開いて「干物」と同じ形にします。
これを濃いめの塩水に30分つけてから、塩焼きにします。
この時期、外に干すと悪くなりそうなので、干さずにそのまま焼いちゃいました。
タチウオ
この時期の東京湾では「ハイシーズン」。歯が鋭いので注意が必要です。
釣りだと水深80mくらいからのカッタクリ釣り。
1.タチウオの刺身
生臭さがまったくないのに、食べた後まで記憶に残る深い旨味があります。
銀色を楽しみたければ、皮目に細かく包丁を入れるか、薄くそぎきりに。
頑張れば皮を引くことも可能です。
白身でクセが全くないけれど、脂の乗りがよくて、しかも新鮮なので、歯ごたえもあり、最高です。
2.タチウオのムニエル
軽く粉を降ってから、たっぷりのバターでジックリ両面を焼きます。
ほとんど、火が通ってから、醤油を加え、焼き色を付けます。
あら汁
そぎ取った腹骨、中骨、身のついた血合い骨、新鮮な白子 これらは、適当な大きさに切って塩をふり、ザルにあげておきます。
いったんたっぷりの熱湯にざっとつけて、水洗いしてから本調理すると、臭みもなく、うまみだけがでたあら汁ができます。
アジ、サバ、タチウオの混ざったあら汁はとても美味です。
また、この時期だけに、残ったあら汁を冷蔵庫に入れておき、浮いた脂をすくってから、冷たいままのだし汁も最高です。
日本と、海に感謝です。